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漢方には
“苦い”
“本当に効くのか怪しい”
などと言ったイメージが付きまとい、
中々広く浸透していません。
しかし、
妊活中や妊娠中、授乳中などは
漢方ほど頼りになる存在は無いのです。
今では医師の方から積極的に
勧めてくれる病院もあります。
今回はそんな「妊活」に
お勧めの漢方の人気ランキング
を紹介したいと思います。
目次
「妊活」の基本的な3つの方法とは?
子供が欲しくて妊活をしている人の数は
年々増えていると言います。
妊活の方法としては以下のような方法が一般的です。
1.生活習慣を見直す
・日頃から体を温める
・飲酒喫煙をやめる
・ストレスを減らす
・睡眠時間をきっちり取る
2.食生活を見直す
・栄養が偏らない食事を心がける
・自宅で食べるようにして
ファストフードやコンビニ食をやめる
・過食や無理なダイエットをしない
3.セックスの方法を変える
・基礎体温を付けて排卵日近くにセックスを行う
・セックスの内容や体位を見直す
・病院で指導を受ける
これらの方法に更に加えると良い
と言われているのが「漢方」です。
薬草を使った体に害のない
薬、鍼、お灸、指圧などをひっくるめて
「東洋医学」とも呼ばれています。
漢方は体質改善に効果があるので、
妊活に励む人たちには
比較的取り入れやすい方法です。
他の方法と組み合わす事によって
妊娠の可能性が上がる期待が持てます。
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「妊活」に漢方がお勧めの理由とは?
まずが漢方の基本的な効果を見てみましょう。
【漢方の効果】
・生理不順
・貧血
・手足の冷え
・便秘
漢方薬は含まれている成分によって
働きは様々ですが、総合的に見ると
血の巡りを改善してくれるものが多いようです。
妊娠する為に1番重要だと言われているのが、
この「血の巡り」です。
妊活と同様に不妊治療でも
体の冷えやホルモンバランスの乱れは
良くない事だと言われます。
それらはほぼすべてが血流の悪さが
原因となって引き起こされている症状です。
ですので結果的に血流を改善すれば、
妊娠しやすい体へと変化していきます。
漢方を使う事で体内環境を改善できれば
妊活が成功に近づいている証となります。
「妊活」にお勧めの漢方人気ランキングTOP3!
3位:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
造血作用の高い薬草を使っています。
不定愁訴(何となく不調が続く状態)への
対処法として使っている人が多いです。
もちろん妊活中の人にも多く使われています。
2位:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
血流改善の手助けとなるので
生理痛、生理不順が重い人に
良く使われています。
他にも頭痛の緩和や肌荒れの予防にも効果的です。
1位:加味逍遙散(かみしょうようさん)
更年期の治療によく使われる漢方です。
体内で滞った血へも働きかけるので、
病院の医師から不妊・妊活中の人にも
勧められることのある漢方です。
妊活にはホルモン製剤を使う人が多いですが、
漢方だと体への副作用を心配する必要が無いので
気持ち的にも安心して使う事ができます。
さらに、費用の面でも支出を
かなり抑える事ができるので
お財布にも優しいですね。
体に害がない漢方は妊活に持ってこいの方法です。
元々漢方が生まれたのは中国ですが、
中国から伝わった知識や治療法を独自に
発展させてきたのは日本です。
やはり日本人に合う漢方は
日本で研究された物なのですね。
多くの人が漢方を妊活に取り入れ、
1人でも多く赤ちゃんと対面してほしいと思います。