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「白血病」と言えば死の危険性のある、
大変な病気として知っている方が多いです。
現在では医学が進歩していて
完治することも可能ですが、
「白血病」の種類によっては
数ヶ月以内で亡くなってしまう
場合もあります。
重い病気は30代以降、40代になってから
リスクが高まるものだと思っていませんか。
実は「白血病」に年齢は関係なく、
最も多いのが
「20代の発症者」
と言われています。
ここではそんな「白血病」の
「20代の方の生存率」
について紹介していきます。
目次
「白血病」ってどんな病気?
「白血病」は肺がんや胃がんなどと同じで、
実はがんの仲間です。
具体的には、骨髄で
- 白血球
- 赤血球
- 血小板
などの
血液細胞が作られる際に、
「細胞ががんになる」ため
「血液のがん」
に該当します。
- 血液細胞ががんになる
- 骨髄でがんが増える
- 健康な血液細胞が減る
- 免疫力が低下
- 病気になりやすくなる
↓
↓
↓
↓
このような流れで「白血病」は
どんどん悪化していきます。
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「白血病」の症状とは?
「白血病」には
- 急性
- 慢性
- 骨髄性
- リンパ性
などの種類があり、
種類ごとで症状が異なります。
急性骨髄性白血病:症状
- 倦怠感
- 発熱
- お腹の張り
- 倦怠感
- 歯茎の出血
急性リンパ性白血病:症状
- 風邪っぽい症状
- 出血
鼻血・歯茎の出血・あざ
慢性骨髄性白血病:症状
- お腹の張り
- 倦怠感
- 体重減少
慢性リンパ性白血病:症状
- リンパの腫れ
- 倦怠感
- 発汗
- 微熱
- 食欲低下
- 体重減少
ただ、「白血病」の初期症状は
比較的軽く、風邪と区別が付かない
場合も多いものです。
急性白血病は発見が遅れると、
敗血症や肺炎などの合併症の
危険性もあって大変です。
だからと言って慢性白血病も
早めに治療を受けないと、
急性白血病になって症状が
悪化する危険性があります。
できることなら風邪っぽい症状でも、
念のため医者にかかっておくことを
お勧めします。
「白血病」の20代の生存率は?
「白血病」の生存率は小児の方が
大人よりも生存率が高い
と言われています。
ただ、小児でも20代の大人でも
生存率には「白血病」の種類が
大きく関係しています。
◇「白血病」の生存率一覧
- 「白血病」全体の生存率:50~60%
- 小児白血病:80%前後
- 急性骨髄性白血病:70%前後
- 急性リンパ性白血病:75%前後
- 慢性骨髄性白血病:薬のみで10年生存率が80%超え
- 慢性リンパ性白血病
- 慢性白血病から急性白血病に転化した場合
(5年生存率が20~30%)
(5年生存率が25~40%)
5年生存率が70%前後、10年生存率が25%前後
10%以下
また、生存率には症状の度合いも
大きく関係しており、
もっとも軽いステージIで
5年生存率が75%前後、
もっとも重度のステージIVで
5年生存率が10%以下
となります。
症状がステージⅢ以上まで進むと、
生存率は3年以下が平均となっています。