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「疲れやすい」体質の人は、
どんどん増えていると言われています。
少し運動をしただけで息があがったり、
何となくだるいといった症状です。
それが
「日頃から運動をしていないので体力がない」
ならそこまで気になりません。
しかし、
「原因はよく分からないが疲れやすい」
という場合には、病気であることが疑われます。
そこで「疲れやすい病気」として知られる
「女性」の病気について紹介していきます。
目次
女性で「疲れやすい」時に考えられる8つの病気は?
「疲れやすい病気」としては、
次のものがよく知られています。
①糖尿病
インスリンの分泌異常により
血糖値が高くなるもので、
1型糖尿病と2型糖尿病があります。
2型糖尿病は遺伝的な要素に、
不規則な食事、運動不足などの要素が影響して
発症する日本人に最も多い糖尿病です。
②白血病
白血病細胞が血液を作る骨髄の機能を低下させ、
清浄な造血が妨げられます。
また、
白血病細胞に臓器まで侵されることにより、
重篤な症状に至るものです。
③肝機能障害
飲酒や不規則な食事などの生活習慣病として、
また服薬その他の原因により、
文字どおり肝臓の機能が低下するものです。
④更年期障害
以前は女性特有の病気と見られていましたが、
近年では男性の更年期障害も
耳にするようになりました。
いずれの場合もホルモンのバランスが
崩れることによって生じる変調です。
半分で少し専門的な病気が多かったですが、
ここからは少し身近な病気になります。
⑤自律神経失調症
更年期障害の症状の一つともされますが、
普通の人でも心身のバランスが
崩れることによって不調を生じます。
⑥うつ病
ストレスを原因として、
いわゆる「うつ」の状態に陥る病気です。
⑦貧血
鉄分の不足等を原因として引き起こされる病気です。
女性は生理の為、非常に多い病気です。
⑧不眠症
ストレス等を原因として、
文字どおり眠れなくなる、
又は眠っていても眠りの浅い状態が続き、
何度も目が覚めるといった病気です。
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年代別で女性で「疲れやすい」時の最も考えられる病気は?
前掲の「疲れやすい病気」の中でも、
年代別の女性でよく見られる
「疲れやすい病気」で気をつけるのは
何でしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
◇10代、20代女性の「疲れやすい病気」
「不眠症」
この年代では体は強いので、
自分の体を酷使していたり、
ストレスによって眠れなくなったりが多いです。
分かりやすいので、
乱れがちな生活習慣を見直すと良いでしょう。
◇30代女性の「疲れやすい病気」
「貧血」
この年代では女性の生理などによる、
「貧血」が重症化しやすいです。
若い時より体が弱くなり、
女性に多い貧血のいダメージが多くの人に現れます。
鉄分はもちろんのこと、
栄養バランスの摂れた食事を心がけましょう。
◇40代~女性の「疲れやすい病気」
「更年期障害」
「更年期障害」は、
一般的に40代か遅くても50代に症状が現れます。
多少の個人差はあったとしても、
かなり辛いものがあります。
「更年期障害」の症状としては、
イライラ、熱っぽさ、肩こり
発汗、動悸、息切れなどのほか、
自律神経失調、不眠、うつ状態といった、
疲れやすくなる要素がほぼ盛り込まれています。
年代でイライラして疲れる
といった分かりやすい症状なので、
すぐにお医者さんに相談しましょう。
どうでしたか?
たかが「疲れ」と侮るなかれ、
その陰に思いがけない病気が
隠れている場合があるのです。
私たちは「体力がないこと」と
「疲れやすいこと」を、
つい混同してしまいがちですが、
疲れている女性に対しては
このような微妙な違いにも留意しながら
優しく接したいですね。