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癌疾患では「癌」そのものによる
発病の場合がほとんどです。
しかし、中期~末期に至っては
リンパ節に転移し全身のリンパ網により
癌が各種重要臓器に
転移してしまうことで
余命を短縮してしまうケースが見られます。
いわゆる原発性の癌は
癌が発生した部位の癌であり、
その癌腫がリンパ節に転移し、
多臓器不全の遠因となるケースがあります。
各種癌にはその進行度合いにより
ステージ分類がなされており、
そのステージごとに余命である期間を
「5年相対生存率」と
して統計データが公表されています。
では、さっそく見ていきましょう。
目次
「癌リンパ節転移」の症状別の余命は?
どのような癌であれ、
リンパ節に転移してしまうと
加速度的に病状が悪化します。
外見所見では、
全身が痩せ衰えて来ること、
食事が満足に取れなくなり
人工栄養補助を受けなければ
ならなくなってしまいます。
多くの場合、
普通の食事がとれなくなると、
「余命1ヵ月」
と宣告される場合が多いです。
更に進行すれば、
脳機能の低下により文字が読めなくなったり、
テレビを見ていられなくなると
いう症状が出始めまると
「余命3週間」
不規則な言動が出るようになれば
「余命2週間」
幻視や幻聴症状が出始めた場合には
「余命1週間」
程度になります。
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ステージ別「癌リンパ節転移」統計データ余命まとめ
では、「5年相対生存率」を癌の
種別とステージ分類でご紹介します。
「肺がん」の場合、
ステージⅠで84%
ステージⅡで50%
ステージⅢで22%
ステージⅣで5%
となっています。
ここでお示しした内容を言葉だと、
「肺がんの場合、
ステージⅡに進行した人が、
5年間製造し続けられる
確率は50%です」と言うことになります。
同じように、「胃がん」の場合、
ステージⅠで98%
ステージⅡで66%
ステージⅢで47%
ステージⅣで7%
となっています。
「肝臓がん」の場合、
ステージⅠで59%
ステージⅡで40%
ステージⅢで15%
ステージⅣで3%
となっています。
最も余命が短いとされているのが、
「すい臓がん」で
ステージⅠで41%、
ステージⅡで18%
ステージⅢで6%
ステージⅣで1
と非常に低くなっています。
一方余命期間が長いと考えられる癌は、
「前立腺がん」で、
ステージⅠで100%
ステージⅡで100%
ステージⅢで100%
ステージⅣで64%
と5年相対生存率は
他の癌に比べて非常に良くなっています。
この前立腺がんの場合
リンパ節転移があまり見られることが無く、
原発巣内単独の悪化が
見られるだけになります。
どうでしたか?
種類、ステージによっても
大きく変わりますが
結局のところ「早期発見」が
いかに大事かがよく分かると思います。
必ず人間ドッグを受け、
自分の命を守ってくださいね。