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今まで生理周期が正常だった方でも、
40代に入って生理周期が早くなった
と感じる方がいるかもしれません。
実はこれにはちゃんとした理由があります。
そこで今回は「40代って生理周期が早い?」
と思った時の原因、症状、対策を
まとめたので早速見ていきましょう。
目次
「生理周期」の平均日数は?
生理には「生理周期」があります。
これは生理の初日から
次の生理の前日までの日数を
1つの周期として見ています。
生理周期は人によって差があり、
一般的には「25日~38日」と言われています。
この間で出血が起こる
3日~7日程度の事を「生理」と呼びます。
40代の「生理周期」って早い?その原因とは?
40代で生理周期がばらつくのは、
「更年期の始まり」
が原因と言われています。
一般的に始まるのは
40歳半ば~50歳半ば頃の時期
となります。
平均年齢50歳なので、
早い方で40代前半になる場合もあれば、
遅い方で50代後半でなる場合もあります。
全ての女性が更年期を経験しますが、
更年期症状を自覚する女性は
約半数と言われています。
そもそも
「何で40代の更年期で生理周期が早いの?」
と思うかもしれません。
これは、
更年期になると卵巣機能が停止する、
いわゆる「閉経」となります。
卵巣からはエストロゲンという
女性ホルモンが分泌されています。
卵巣機能が低下すると、
脳から指令を出しても
卵巣が思うように働かず
エストロゲンが分泌されなくなります。
すると脳が混乱を起こし、
自律神経の乱れ
生理周期が早くなることに繋がります。
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40代の「生理周期」って早い?その症状とは?
この症状は多種にわたり、
大きくは3種類の原因別で症状があります。
①自律神経の乱れから起こる
ほてり・発汗・不眠・動悸・頭痛・めまい
②リラックス能力の低下から起こる
精神不安定・意欲低下・抑うつ
③加齢性から起こる
肩こり・関節痛・腰痛
更年期障害で治療をする割合は3割の方と、
かなり多いことが分かります。
つまり逆に言えば、
症状を和らげることも可能です。
40代の「生理周期」って早い?その対策とは?
対策は大きく分けて3つあります。
①運動
身体を動かすことがストレス発散になり、
自律神経の乱れからくる症状以外に
加齢性による不調も
軽減させることができます。
②エストロゲンの摂取
大豆イソフラボンを摂取することで
エストロゲンの作用をを持つ
エクオールが作られます。
ただし、
大豆製品を摂取しても
エクオールを生産できるのは
3人に1人と言われているので、
エクオールを作れない体質の方は
サプリメント等で補う方が良いでしょう。
このエストロゲンは
女性らしさを保つための
ホルモンとも言えます。
エストロゲンは月経を起こすホルモンであり、
血管の弾力性・コレステロール値の低下
骨の強化・自律神経の安定・肌の新陳代謝
といった作用もあります。
③病院
自分でも症状が軽減しない方は、
婦人科を受診し医師と相談しましょう。
その中の治療法として、
ホルモン補充療法を
受けることがお勧めです。
40代で生理周期が早い
と思ったのはむしろ良い発見です。
そこから自分の身体の症状を把握し、
自分にあった方法をみつけることで
きちんと治療できるでしょう。