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妊活中・妊娠中に関わらず、
女性が摂取を勧められる成分があります。
それは「葉酸」です。
では、子作りで男性が葉酸を摂ると
効果はあるのでしょうか?
また、その1日の摂取量は
男性、女性で違うのでしょうか?
今回はそんな葉酸の疑問を見ていきましょう!
目次
葉酸って何?
葉酸はビタミンB群の一種で
水に溶けやすい性質を持っています。
同様に熱や光にも弱いので
加熱調理する摂取量が減ってしまいます。
その為、
サプリメントでの摂取も勧められています。
働きとしてはDNAを作り出す際の
核酸の材料となったり、赤血球の材料となります。
他にも栄養素の働きを助けて
体内の活動をスムーズに進めるのに必要となります。
妊娠前後の女性には欠かす事のできない
成分として知られています。
緑の植物(ほうれん草、ブロッコリーなど)
に多く含まれているのは広く知られていますが、
実は果物や大豆製品にも多く含まれています。
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子作りで男性が葉酸を摂る効果は?
①健康な精子が作り出される
精子の中にも染色体の
異常を持った精子が存在します。
葉酸を摂取する事でその異常を
無くす働きが見られます。
②ストレスを感じず妊活に参加できる
妊活はどうしても女性側が主導となり、
男性側は受け身になる事が多くなります。
男性が葉酸を摂る事で、
女性に「夫婦二人で妊活を行っている安心感」
を与える事ができます。
その為、
「○○が良い」「○○をしよう」
と言われても
ストレスを感じずにはいられません。
妊活にストレスは大敵です。
そのストレスの緩和に一役買う事となります。
③パートナーが妊娠する確率が上がる
子作り中の夫婦であれば、
二人で葉酸を摂取する事で
妊娠の確率が上がる事が分かっています。
妊活、子作り中に葉酸を摂る量は?
葉酸は男性と女性では
摂取する量が違ってきます。
<男性>
食事での摂取以外に
1日240ug(マイクログラム)
<女性>
食事での摂取以外に
1日400ug(マイクログラム)
この数値は厚生労働省で定められた数値であり、
産婦人科で指導を受ける際にも
必ず言われる数値です。
男女とも食事で1日分の葉酸を
摂取するのが難しい為、
サプリメントで補給する事が多いです。
また妊活を行うと決めた場合、
男性と女性に葉酸を摂取するタイミングを
3ヶ月程ずらす必要があります。
その理由は男性の精子は体内で作られるのに
約80日を要するからです。
葉酸は決まった量を継続して摂取する事で
妊活に最大限効果を発揮するのです。
摂取する事で、自身も妊活に積極的に
参加していると言う実感が湧きますし、
パートナーにも安心感を与える事ができます。
食事やサプリメントの摂取は
生活の中で取り入れやすい方法なので
ぜひ試してみてください。